7月26日、木曜日、MUSUBU イベント第2弾「次世代のリーダーシップ:失敗から学ぶ」が、トロント日本商工会専務理事、伊東義員氏、ジャパン・フェスティバルの仕掛け人である若狹輝行氏を迎えて開催されました。
伊東義員氏は、日系企業のみならず、トロントで起業した移住者や日本とカナダの架け橋となるビジネスで活躍する日本人の頼りになるアドバイザーとして、トロントの日系社会になくてはならない存在です。
若狹輝行氏は、航空業界でコンサルタントとして活躍する傍ら、日本とカナダのビジネス界、文化界、さらに政界にまで及ぶ幅広いネットワークを駆使し、ジャパン・フェスティバルを成功させた立役者です。
伊東氏は、日本の「あたりまえ」をカナダに持ち込まないことの大切さ、常に一手間かけるコミュニケーションの必要性を説得力ある語り口で説いてくれました。
その伊東氏を師と仰ぎ尊敬する若狹氏は、プライドや恥ずかしさを克服し、自分からアドバイスを求めることによって、ネッットワークのみならず人としての幅を広げることができることを熱っぽく語ってくれました。
お二人の対談から学んだことは、人生の先輩、ビジネスの先駆者たちが、学びたい、飛躍したと望むヤングプロフェッショナルたちを心から応援し、サポートしたいと願っているということです。次世代のリーダーシップに必要なものは、自分からドアを開け差し伸べられている手を掴むこと、そして信じたことに迷わず直進する勇気なのだと感じました。
対談後のQ&Aでは、参加者から「物事がうまくいかないように思えた時も、しっかりと腰を据えて見極める忍耐力も大切なのではないか」という意見が出され、熱のこもったディスカッションが繰り広げられました。
対談終了後は、MUSUBUスポンサーの支援で準備された食事やお酒を楽しみながら、さらに盛り上がり、伊東氏、若狭氏が壇上で語りきれなかった「ここだけのハナシ」もゆっくりと聞くことができました。
次回イベントは、11月初旬を予定します。参加者からいただいた「MUSUBUのイベントは企画がいい!」「ワクワクするMUSUBUイベント」などのコメントを裏切らないよう素敵なイベントを企画中です。